2013年6月
本日は左下顎臼歯部にインプラントを植立しました。
抜歯後2週間経過した抜歯窩に、アストラテックOsseospeed TX 4.5、 11mmを植立しました。
歯周炎を起こして抜歯に至った歯の抜歯窩なので結構、インプラント周囲の骨欠損量が多く、FDBAを用いてGBRも同時に行いました。
骨補填剤の最表層にはCGFメンブレンを3枚重ねて、下方の補填剤を保護します。
術後のデンタルXPです。
本日は上顎前歯部の4本のインプラントにセラミックブリッジを装着しました。
本日、デンタルラボから届けられたインプラントで支持される右上③~ 左上③ポーセレンメタルボンドブリッジです。
本日、装着するポーセレンメタルボンドブリッジ。
装着前のインプラント周囲歯肉の状況です。
この様に舌面の金属部にホールを設け、スクリューでアストラテックOsseospeed インプラント上部に締結されたユニアバットメントの内部ネジ穴にスクリュー固定する仕組みになっています。
ポーセレンメタルボンドブリッジがスクリューで口腔内に固定された状態です。
同正面観。
患者様はインプラントブリッジが装着されたことでニッコリほほ笑まれましたが、その頬笑みは自然で美しいと思えました。
本技工を担当してくださったアトリエココロの渡邊社長さんにも、患者様の喜びを分かち合って頂きました。
今日は高松市と高松市歯科医師会との協議会後の懇親会でプレゼンさせて頂きました。
本日は高松市と高松市歯科医師会との協議会があり、その後の懇親会で私がプレゼンをさせて頂く機会がありました。
冊子“咀嚼と健康”の表紙
今日は右下⑦6⑤オールセラミックブリッジをセットしました。
プレパレーションされた右下⑦6⑤の状況です。
そのような口腔内に本日装着する、CAD/CAMで製作されたジルコニアフルミリングブリッジです。
適合は非常に良好でした。咬合調整もごくわずかで済みました。ジルコニア単体のブリッジなので、色調はモノトーナスです しかし、審美性の要求がそれほど強くない部位ならばこれで十分でしょう。
今日は右上765のフラップオペをしました。
右上7と右上6との歯間部のポケットは5ミリと深いので、フラップオペをすることにしました。
出来る限り丁寧に歯面および骨面の起炎物質をソウハしました。
最後に、右上7と右上6との歯間部に少し骨補填をしておきました。
術後デンタルXP。
今日は右上76相当部にインプラントを植立しました。
本年の3月6日に、右上76部は抜歯時にGBRを行いました。
最近撮影した術前CTで、歯槽骨幅と上顎洞底までの距離が共に十分であることが確認できたので、安心してインプラント植立オペを行うことができます。
3.5か月ほど経過して抜歯窩は治癒したので、本日、同部にアストラテックインプラントを植立しました。
術後のパノラマX線写真。
今日は左上顎345部のGBRを行いました。
左上345部(矢印)はCT撮影の結果、歯槽骨の幅が狭いことが確認されています。
フラップを剥離してみると、やはり歯槽骨幅が狭く、最も狭いところでは歯槽頂部で幅2ミリ程度でした。
GBRの最初に、3本のテンティングスクリューを骨面に打ち込みました。
続いて、骨補填剤を歯槽骨の頬側面に乗せて行きます。
最後にCGFメンブレンを3枚使用して補填剤をカバーしました。
減張切開を加え、粘膜骨膜弁を完全閉鎖縫合してオペ終了です。
今日はボーンアンカードブリッジのセカンドプロビを装着しました。
上顎無歯顎のボーンアンカードブリッジのケースです。
セカンドプロビの目的は、マテリアルはレジンだけれども形態はファイナルレストレーションと同等のものを装着し、審美的な満足を得られるかどうかを見ることです。
上顎の顎堤は唇側(頬側)から口蓋側に向かって高度に委縮しており、完全な顎堤と歯との移行形態を再現させる事は不可能です。
この条件下では、十分審美的なプロビジョナルブリッジが作製されたと思います。
今日は左下顎臼歯部のフラップオペをしました。
左下6と左下7との歯間部は、根尖近くまで骨吸収が認められます。
フラップオペ(FOP)中の術部咬合面観。
最後に頬側と舌側の骨壁で囲まれたスペースに骨補填剤を充填しました
術後デンタルXP。
今日は日本歯周病学会第2日目です。
また、インプラント周囲ポケットの測定において、24%のケースで上部構造をはずして測定した方が、外さないまま測定するよりも深くなるそうだ。また、上部構造の固定法に関して、セメント固定式はセメントの取り残しによる炎症(“セメンタイティス”と教授は呼んで笑っていた)を引き起こす可能性があることが最大のリスクと考えられる。だから、スエーデンではインプラントはほとんどのケースでスクリュー固定式なのだそうだ。