2013年11月
今日は左上顎臼歯部にオールセラミックブリッジを装着しました。
左上⑤⑦は生活歯で、右写真のように、マージンが歯肉縁上のプレパレーションを行っています。
本日、同部に装着する左上⑤6⑦ジルコニアボンドブリッジです。
ポンティック部はオベイトタイプです。
マージンのフィット、隣接面とのコンタクト、歯間ブラシの支台歯周囲の通過性、咬合面の対合歯との接触状態、すべてのチェック項目をクリアしたので、本日、このジルコニアボンドブリッジを装着しました。
今回の製作はシリコン精密印象で行いましたが、ジルコニアフレーム部分はラボにおいてCAD/CAMでジルコニアブロックから削りだされます。
マージンさえ明確に付与しておけば、石膏模型の光学的読み取りの誤差は起こらなくなり、CAD/CAMのミリングの精度は信頼できるので、ほとんどピッタリ適合する修復物が出来上がります。
今日は上顎前歯のフラップオペを行いました。
今日は上顎前歯のフラップオペをしました。
ポケットが6ミリあるので、先ずはポケットのリダクションが目的です。
本ケースは両側の臼歯部がすれ違い咬合で、臼歯部の咬合支持が失われています。
こういうケースでは、残存歯列に過剰な力が加わりがちですから、フラップオペだけでは歯周病の管理は不十分で、強い咬合支持を臼歯部に与えることが肝要と考えています。