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2015年8月

今年の夏休みは京都にやってきました。

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今年の夏休みは京都にやってきました。先ずは日曜の早朝から伏見稲荷を参拝してきました。

 

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「千本鳥居」を潜り抜け、最高峰の「一ノ峰」まで登り、「お山めぐり」を一周してきました。途中の各社のすべてに立ち寄り、 お賽銭を投げ入れ願掛けをしました。

 

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夜は嵐山で橋から灯篭流しを見物しました。夜の川面に流される灯篭の灯が美しく、涼しい風を受けながら、京都の涼を満喫。

 

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五山の送り火も見物しました。

 

本日は高松栗林ライオンズクラブの納涼会に参加しました。

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 本日は高松栗林ライオンズクラブの納涼大会に会員家族として参加しました。私はライオンズクラブのメンバーではありませんが、義父がメンバーなので、本日は例会後の家族参加の納涼大会に参加したのです。

 ウクレレのミニコンサートがあったり、ゲームがあったり、花火鑑賞したりして、楽しいひと時を過ごしました。穴吹ホール6階のレストランから眺める小雨の中の花火はきれいでした。

 

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 最後の閉めでは、全会員が「ウイ サーブ。ウオ~、ウオ~、ウオ~!」といっていました。ふう~ん、なるほど。ライオンズクラブは奉仕団体なのですね。

 

今日は高松高校49年卒同窓会に出席しました。

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 今日は花樹海で行われた、高松高校49年卒同窓会に出席しました。当時の面影が原型をとどめず、跡形もなく変化している人は名前が思いだせない状態でしたが、当時のままの人も多くいました。若々しい人は多いのですが、そうでない人もいました。

 この違いはどこから来るのだろう?遺伝子?食習慣?生活習慣?ストレス?アンチエイジングに関心のある僕には興味深い問題です。

 

 

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 ところで、当時の教師の先生方も多数招待されていましたが、みなさん異常に若々しいのには驚き!80歳は過ぎているはずなのに。スピーチはしっかりとし、立ち居振る舞いもかくしゃくとしておられました。教師は若い!おそらく退職されても、地域のコミュニティーのお世話をしたり、地域の歴史を編纂したり、講演をしたり、海外旅行をしたりと、好奇心を持ち、チャレンジしていく精神が若さの秘訣なのだろうと推測します。

 我々の世代も、勤め人は間もなく定年を迎えるでしょうが、退職後もテーマを見つけ、チャレンジし続ける生活を送ることが出来れば、恩師の先生方のようにいつまでも若々しくいられるでしょう。

 僕はそうありたいと思っています。

 

 

 

今日は口腔扁平苔癬を診ました。

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 今日の患者様の口腔粘膜に見られた口内炎です。症状として、痛みはなく、赤い部分がレース編み状に白く縁どられているので、口腔扁平苔癬と思われます。口腔扁平苔癬は通常、痛みはなく、レース編み状の模様が特徴の難治性口内炎です。原因は不明とされていますが、免疫異常や、歯科用金属アレルギーの関与も考えられています。

 

 原因が不明なので、治療法も決定的なものがありません。ステロイド軟膏の塗布やビタミンA製剤の投与、うがい薬、精神安定剤の投与などが行われます。 

 

今日はインプラント周囲炎オペの経過観察をしました。

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 インプラントも、天然歯が歯周炎を起こすのと同様に、インプラント周囲炎を起こします。インプラント周囲炎になると、インプラント頚部の辺縁骨(マージナルボーン)のクレーター状の吸収がおこります(黄色の線で囲んだ部分)。また、インプラント周囲炎の症状は、天然歯の歯周炎と同様、歯肉の腫れや痛み、排膿、などです。

  

 

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 このケースは昨年の6月、インプラント周囲炎のオペをしています。その内容は特別なものではなく、天然歯の歯周炎に対して行う歯肉剥離ソウハ術と基本的に同じです。インプラント体表面に付着している炎症を引き起こす原因物質を丁寧に除去しただけです。骨を補填したり、特別なことはしていません。ただ起炎物質を取り除くだけのシンプルな治療でも、ある程度、マージナルボーンの喪失は回復してくるようです。右の写真はオペ後約1年のものですが、ある程度マージナルボーンが出来ています。

 

 

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 インプラント周囲炎は、天然歯の歯周病同様、治癒させることが可能な疾患です。

 

インプラント治療を行うにあたっての禁煙の重要性について

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 二本のインプラントのうち、黄色の破線で囲んだものは、インプラント埋入後10日目のものです。数か月前にインプラント埋入後、間もなく治癒不全に陥ってインプラントが脱離したため、10日前に再度、埋入したものです。このケースのインプラント治療の失敗原因は喫煙と考えています。

 インプラントの治癒不全の一因に喫煙があります。喫煙習慣は明らかにインプラントを顎骨内に埋めた後の治癒を悪くします。

 日本歯周病学会のインプラント治療のガイドラインにおいても、喫煙がインプラント喪失の最大の原因であることが明記されています。また、日本口腔インプラント学会のインプラント治療指針においても同様で、「喫煙は,歯周組織の治癒や健康維持を阻害することにより,オッセオインテグレーションの 獲得と維持に影響を与える 。このようなことから,喫煙者へのインプラント治療は行うべきではなく,行う場合には禁煙 させる.少なくとも,インプラント体埋入手術前後の3週程度は禁煙が必要である」と明記されています。

 再度の埋入に当たっては、患者さまに禁煙をお願いしていることはいうまでもありません。

 

 

 

 

 

親知らずを抜歯した方が良いケースについて

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親知らずは必ずしも抜歯しなければいけないとは限りませんが、抜歯すべきか、しなくてもよいかは、その親知らずの生え方によります。中途半端に顔をのぞかせ、プラークの停滞の原因となる場合は抜歯した方が良いです。手前の第二大臼歯の存続を脅かすことがあるからです。

 

  

      

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今日のケースでは、智歯周囲炎の原因となった親知らずを抜歯しても、手前の7番の遠心根面に大きな齲蝕が認められます。7番は歯髄炎を起こしており、根管治療を行う必要があるのですが、根面齲蝕が骨内に及ぶ場合は、歯を挺出させない限り完全な根管治療が不可能となり、結局抜歯となる可能性があります。ですから、放置すると手前の7番が齲蝕でダメになるような場合は、親知らずを早めに抜いておくことは良いことです。

 

 

今日はインプラントの経過観察を行いました。

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今日はメインテナンス中の患者様のインプラントの経過観察を行いました。右下顎臼歯にインプラントが4本、左下顎臼歯に2本植立されています。

 

 
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平成22年12月、および平成23年1月に植立されたストローマンティッシュレベルインプラントの周囲骨は、4年半経過した現在でも安定的です。歯槽頂には歯槽硬線が認められます。

 

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インプラントの予後を左右する大きな二つの因子のうち、一番目は細菌のコントロールです。

 

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そして、二番目は力のコントロールです。

 

 

 

 

今日はセラミックアンレーのプレパレーションをしました。

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セラミックアンレーのプレパレーションの要点はシンプルな構成面とし、隅角部にエッジを設けずスムーズな曲面に仕上げることです。

 

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また、セラミックの破折を防止するため、咬合接触部で1.5~2.0mm以上、非咬合接触部で1.0mm以上、および辺縁部で0.8mm以上の厚みを確保する必要があります。

 

今日は右上7インプラントの咬合時の違和感の原因を調べました。

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今日は、インプラント治療後のメンテ中の患者様が、インプラント部の咬合時の軽度の違和感を訴えられたので、その原因を調べました。右上7インプラントの遠心ポケットは6ミリと深く、プロービング時の出血を認めました。デンタルXPでは、顕著な骨レベルの変化は認められませんが、ごくわずかにマージナルボーンロスが始まっているようにも見えます.初期のインプラント周囲炎を疑って、浸麻下でポケット内のセラミック冠マージン部分とアバットメント部分のデブライドメントを行いました。

 

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