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歯周病とメタボリックシンドローム


ご存知の方もいらっしゃると思いますがメタボリックシンドロームとは、おへそのレベルのウエスト周囲が
男性で85㎝、女性で90㎝以上をベースとし、さらに
①血中脂質異常
②高血圧
③高血糖
の3項目の内2つ以上に異常所見がみられる病態です🍰🌱

 

メタボリックシンドロームが注目される理由は、脂質異常、高血圧、高血糖の値がさほど高くなくても
脳卒中や心筋梗塞を発症する危険性が高くなるからです。

 

さて、このメタボリックシンドロームですが、最近歯周病と
関係があるということが言われはじめているのです😲

 

具体的には糖尿病と歯周病の関係と同様に、
両者が相互に影響しあっているという可能性が示唆されています。

 

まず、メタボリックシンドロームの人は歯周病になりやすい
ということがわかっています😣

それを裏付ける疫学データがあります。

 

 

逆に歯周病になっている人はメタボリックシンドロームになりやすいという可能性も示唆されています。
この証拠はまだ不十分ですが、その可能性は十分考えられるのです💦💦

 

なぜこのようなことが考えられるのでしょう?

 

 

それを考えるうえで、歯周病も内臓脂肪も共に
その病態が炎症であるという点がポイントです☝️✨

 

炎症の現場にはTNFαやインターロイキン6などを代表とする
共通のサイトカインが働いていて、そして
「歯周病にも内臓脂肪もその共通のサイトカインを使用して
炎症を起こしている」という事実が極めて重要です❗️

歯周病の病巣から放出されるLPS(歯周病菌由来の毒素)や
TNFαは血流に乗って内臓にたどり着き、脂肪組織や
肝臓のインスリン抵抗性を増加させ、血糖値を上昇させます🧠

 

また、重度歯周病患者では血中CRP値が上昇しており、
歯周病が動脈硬化を起こす原因となっている可能性があります。

 

また、内臓脂肪の現場で盛んに分泌されているTNFαやインターロイキンが血流にのり、歯周病の現場にたどり着いて、歯周病を悪化させる方向に炎症を憎悪させる可能性があります😞

 

このように歯周病とメタボリックシンドロームは両者が互いに
影響し合っているというストーリーが想定され、その決定的な証拠はまだないものの、その可能性が注目されています‼️‼️

 

歯周病は怖い疾患であることが改めておわかりいただけたとおもいます。

 

歯科医院に長期間行っていない方は一度検査をおすすめします🌱

 

 

トリートメントコーディネーター松本

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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