今日は下顎臼歯部のフラップオペをしました。

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  左下5と6との歯間部には大きな垂直性の歯槽骨欠損が見られます。

フラップを開けてみると、1壁性の骨欠損でした。
5と6、そして6と7との間には骨欠損を伴う不良肉芽が認められたので、これを徹底的に除去しました。 

 

 

 

 

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  フラップオペの目的は、歯周組織の炎症の原因を取り除くことによって、炎症を消失させ、組織の治癒を導くことです。

深いポケットが一旦形成されると、その中には歯周病菌だけでなく、炎症を継続させる多くの炎症性メディエーターと呼ばれる物質が充満しているので、これらを根こそぎ取り除かないと完全に炎症を制御できないわけです。
フラップオペを行う意義はまさにここにあります。 

 

 

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   十分、骨面の不良肉芽を除去した後、人工骨を欠損部に補填しておきました。