香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

087-863-7730

【月火木土】9:00-13:00/14:00-18:00
【水金日祝】休診

ご予約ご予約

香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

院長ブログ

セラミックの優位性 ~なぜセラミックは銀歯より優れているのか~ 4


さらに、セラミック冠の製作方法は、現在ではCAD/CAM(“キャドキャム”と発音します)と呼ばれるコンピューターでデザインし、そのデザイン通りにコンピューター制御されたミリングマシーン(削りだし機械)でセラミックブロック(サイコロのような形をしたセラミックの塊)から歯の形をしたセラミックを削り出す方法が一般的です。このデジタル技術は高精度なので、出発点の印象が正確であるなら、その印象通りに正確に適合するセラミック冠が製作されます。印象が狂っていたら、狂ったなりのセラミック冠がつくられるということです。

 

ちなみに、保険で一般に行われている寒天+アルジネート印象からおこされた石膏模型からどのようにして歯の形が作り出されるのでしょうか?ラボにおいて「ワックスアップ→鋳造」といった技工士さんの手による昔ながらのアナログ技法で金属冠の製作が行われています。アナログでもかなりの高精度の技工物を提供することは可能ですが、手仕事である以上、技工担当者の技術格差はあるでしょうし、報酬単価が行政で決定されている保険診療の制限(簡単に言えば“採算の取れない行為は継続できない”というもの)の中で、大量の技工を受注しているラボにおいて一本の歯の製作にかけられる時間は限られているでしょう。納得のいくまで結果を追求することが許される環境ではないのです。そういった状況下で製作される保険の技工物と、“一球入魂”のタマシイの技工が許される自費診療で製作される技工物のどちらが安定的に高精度のクオリティーを維持できるかは容易に判断がつくでしょう。

 

日常診療において、保険で作成された金属冠をはずすと写真のような支台歯の辺縁部が虫歯になっているケースをよく見かけます。一方、稀ではありますが、チッピングなどでセラミック冠をやり直すためにそれを除去することがたまにありますが、まったくと言ってよいほど辺縁部の二次う蝕はみられません。除去するのにダイヤモンドバーで全周を削らないと除去できないほどセラミックと歯質とが強固に接着しているからです。だから細菌が侵入する余地を与えないのでしょう。

(次回に続く)

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

▶︎ 医師紹介ページを見る