今日は歯周病インプラント研究所の第1回公開講座を当院で開催しました。

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  当院は、“歯周病インプラント研究所”という別称を持っています。

診療だけではなく、自分自身やスタッフ、歯科医療従事者、そして一般市民を対象に、歯周病やインプラントに関する最新の知識や技術を研鑚し、またわれわれ歯科界の動向や必要な健康関連情報を一般市民の方にもお伝えすることを使命と心得、ささやかなアカデミアの創設を志してこの名称を、開業時から自院の外壁に掲げています。

 

 

 

 

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  本日は2名の市民の方をお招きし、当院のスタッフと共に机を並べて私の「歯周病とインプラントをめぐる最近の話題」と題した講義やデモンストレーションを見聞きしていただきました。

今回のテーマは「インプラント周囲炎」と「CAD/CAMガイデッドサージェリー」でした。インプラントは決してメインテナンスフリーの夢の歯ではなく、天然歯と同様に細菌の感染を受けやすいが、しっかりケアをする限り、天然歯と同様の予後を期待できる、というのが私の一つ目の趣旨でした。

 

 

 

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  また、CAD/CAM ガイデッドサージェリーは、安全確実に、そして低侵襲手術を行うためには、その特性を熟知して用いる限りにおいて、十分に有用なインプラント手術方法である、というのが二つ目の趣旨でした。
 
 本日は、公開講座という形式をとり、われわれのための勉強会に一般市民の方も参加していただく、という形をとらせて頂きました。 

 

 

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  こういった、発表会形式で市民の方にも参加していただき、一般の方に我々の活動の内容を知って頂くことで、歯科医療の真価を少しでも市民の方に理解していただく一助となれば幸いだと思っています。

今後も、同様の形式で定期的に開催していく予定です。

 

 

 

 

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