![2014122610344.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/2014122610344.jpg)
11月9日に埋伏していた左下8を抜歯しました。
![2014122610356.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/2014122610356.jpg)
親知らずの本体の大部分は顎骨の中に埋まっていたので、抜歯窩は大きな骨欠損となりました。
![201412261049.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/201412261049.jpg)
その抜歯窩の中にCGF(Concentrated Growth Factor)フィブリンゲルを留置して治癒促進をはかりました。
![2014122610420.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/2014122610420.jpg)
抜歯終了時の縫合創です。
抜歯窩に何も入れないと、通常、充実性のものによる下支えが得られないので縫合部がルーズ、かつ陥没気味になるのですが、抜歯前と同じような粘膜形態を保ってきちんと閉鎖出来ています。
同様の効果はアテロコラーゲンである“テルプラグ”でも得られますが、完全自己血由来のCGFは、創傷保護材として用いた場合、より合理的です。
![2014122610433.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/2014122610433.jpg)
1週間後に抜糸した直後の状態です。
粘膜面はきれいに治癒に向かっています。
術後、あまり腫れることもなく、痛みも少なかったそうです。