昨日の午後は下顎隆起形成術を行いました。

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  両側の下顎34相当部舌側に骨の隆起である“下顎隆起”が見られます。

下顎隆起は病理的には腫瘍ではなく、限局した骨の過形成と考えられているものです。
通常、病的意義はないので放置してよいのですが、今回は義歯作製の妨げとなるので、形成術を行うことにしました。

 

 

 

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  骨の削除には音波サージェリーが有用です。“コメットソノサージェリー”でサクサクと骨が削除できます。

音波サージェリーは、バーなどの回転切削器具と比較して、周辺の軟組織を損傷することが全くなく、出血のリスクもないので、安心して口腔内で作業できます。

 

 

 

 

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  摘出した下顎隆起の切断面です。

 

 

 

 

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  下顎骨舌側の切断面も表面が平滑で、周囲粘膜の損傷もなく、非常にきれいな仕上がりとなります。