香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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症例紹介

今日は技工物の不適合について考えました。


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1  右上⑦6⑤4③ジルコニアボンドブリッジのフレームがラボから届けられました。

右写真はその支台歯の模型です。
右上5の遠心側のやや陥没したところ(矢印)は、模型上では歯肉として取り扱われ、シリコンガムで作製されています。 

 

 

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2  ところが、実際の口腔内では、同部(矢印)は形成された歯根面なのです。

高度に進行した歯周病で歯槽骨が著しく吸収し、通常は骨で覆われている歯根の大部分が露出していました。
そして右上5の遠心の歯肉縁下の根面がカリエスになっていたため、徹底的に追求した結果、根尖近くの深いレベルに形成面が設定されてしまったものです。 

 

 

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 3  同部のデンタルXPでは、削合されて露出した歯根象牙質はジルコニアフレームから棚状に斜め下方に飛び出した形で露出しています(矢印)。

この状態では、露出根面は塑造なのでプラークが溜まりやすく、将来二次カリエスになるでしょう。
しっかり歯磨きをしても、磨きにくい部分が最初から出来ていたら、患者さんの責任じゃないところで、その歯が悪くなっていくということです。
それはフェアーではないでしょう。

 

 

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 4  そこで少々レーザーで歯肉整形した後、局部的に再印象を採ることにしました。

バーで削ってザラザラとした面になった部分は、ツルツルしたセラミックで被覆してあげなければいけません。
そうでないと近い将来、この部分はプラークの沈着に起因する歯周炎やウ蝕を惹き起こすでしょう。  

 

 

 

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 5  このように局部トレーで不適合部だけの再印象を行いました。

ポーセレンをアンダーの部分に築盛してもらうためです。 
 
 
 
 
 
 
 
中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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