香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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院長ブログ

ジルコニアとはどういうものか?~2~


ここで、歯科用セラミックの種類とその特徴について少し説明します。歯科用セラミックはざっくり分けて、ガラス系とも呼ばれるシリカ系セラミックと酸化セラミック(非シリカ系セラミック)の二種類に大別されます。シリカ系セラミックに属するセラミックには、長石系セラミック (ポーセレン)、ガラスセラミック、二ケイ酸リチウム系セラミックなどがあります。そして酸化セラミックに属するものとしてジルコニアとアルミナがあり、アルミナは衰退傾向にあるのでジルコニアが酸化セラミックの代表といえます。

長石系セラミックは、従来からポーセレンメタルボンドの前装部の焼成に用いられてきました。ブロックとして販売されているものの一例としては“CEREC Block”™があります。ガラス系セラミックの一例としてはEmpress CAD”™、二ケイ酸リチウム系セラミックの代表的なものが”e-max”™です。そして、ジルコニアセラミックの例としては、Procera “Zirconia”™、3M Espe “Lava”™、Noritake ”KATANA”™、WIELAND “Zenostar”™、DENTSPLY “Cercon”、等々、現在、多くのメーカーから非常にたくさんの商品が販売されています。

いろいろな種類があるセラミックスですが、これらの特徴について簡単に説明します。もっとも強度が高いものがジルコニアで、900~1300MPa以上の破折強度をもつといわれています。次に二ケイ酸リチウム系セラミックのe-maxが400MPa、長石系セラミックは100MPa程度です。ちなみに保険の金属冠に使用される金銀パラジウム合金は700MPa程度、ゴールド冠に用いられる純度の高い金合金で200MPa程度、天然歯のエナメル質は100MPa程度なのです。数値が高いほど破折に対する抵抗性が強い=硬いと考えてよいので、ジルコニアがいかに硬いかがわかります。

(次回に続く)

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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