こんにちは。高松市花ノ宮にある歯医者「中山歯科クリニック」です。
歯のホワイトニングに興味がある方にとって、どれくらいで白くなるのか・白さはどのくらい続くのかといった点は非常に気になる部分ではないでしょうか。
ホワイトニングにはいくつか種類があり、選ぶ施術によって効果が出るまでの期間や、白さが続く期間には大きな差があります。
この記事では、ホワイトニング方法ごとの効果が現れるまでの期間や、白さをどのくらいキープできるかといった持続期間について解説します。
さらに白さをできるだけ長く保つための具体的な工夫についても解説しますので、ホワイトニングを検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。
ホワイトニングの効果が現れるまでかかる期間

ホワイトニングの効果を実感できるまでかかる期間は、選択した施術方法によって異なります。また、もともとの歯の色や着色の原因、年齢、生活習慣といった要素にも大きく影響されます。
日常的にコーヒーや紅茶、赤ワインなどの色の濃い飲料を摂取していたり、喫煙習慣があったりする場合、効果が現れるまで時間がかかることがあります。また、年齢とともに歯の内部構造が変化して、ホワイトニング成分が浸透しにくくなると、効果が出るまで時間がかかります。
こうした理由から、施術前には必ずカウンセリングがおこなわれ、患者さん一人ひとりの口腔内の状態や希望に合ったホワイトニングプランが提案されます。
以下に、ホワイトニングの効果が現れるまでかかる期間を種類別に解説します。
オフィスホワイトニングの場合
オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤を使用しておこなわれるため、施術直後から白くなったと感じる方が多いです。1回の施術で効果を実感できることもありますが、理想的な白さを目指すには2〜3回程度の施術が推奨されるケースが一般的です。
過酸化水素を主成分とした高濃度の薬剤が使われ、専用のライトを照射することで薬剤の効果を引き出すため、即効性が期待できます。
大切なイベントを控えている方や、なるべく早く効果を実感したいという方にとって、オフィスホワイトニングは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ただし、歯の質やもとの色によっては数回の施術が必要になることもあり、期待する白さに達するまでの回数には個人差があります。
ホームホワイトニングの場合
ホームホワイトニングは、自宅で専用のマウスピースと低濃度の薬剤を使ってじっくりと歯を白くしていく方法です。安全性を重視しているため薬剤の濃度は低く設定されており、即効性には欠けるものの、歯へのダメージが少ないというメリットがあります。
多くの人が効果を感じ始めるのは、使用を開始してからおよそ2週間後とされています。さらに安定した白さを実感するには1か月ほどかかる場合もあり、時間をかけて徐々に白くしていくのが特徴です。
自然な仕上がりを重視する方や、自分のペースでケアしたいという方に向いているかもしれません。
デュアルホワイトニングの場合
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングで即効性のある白さを実現し、その後にホームホワイトニングでその白さを長持ちさせるという方法です。上述のとおり、オフィスホワイトニングは、1回の施術で効果を感じられる場合があります。
この2つを組み合わせることで、短期間で白くなるだけでなく、色戻りもしにくいという理想的な状態を保つことができます。
ホワイトニングの効果が持続する期間

ホワイトニングによって得られた白さがどれほど長く維持できるかは、施術方法だけでなく、日々の食習慣や口腔ケアの質によっても大きく変わってきます。
たとえば、コーヒーや赤ワイン、カレーなどの着色しやすい飲食物を頻繁に摂取している場合、ホワイトニングの効果は持続しにくい傾向があります。また、エナメル質の厚さや唾液の分泌量、唾液の成分など、個人の体質によっても白さがどれくらい続くかに違いが出ます。
ここからは、ホワイトニング方法ごとに期待される持続期間について具体的に見ていきましょう。
オフィスホワイトニングの場合
オフィスホワイトニングで得られる白さは、平均して3か月から6か月程度持続するといわれています。
高濃度の薬剤によって短期間で歯を白くするため、もとの色に戻ろうとするスピードも早い傾向があります。特に、ホワイトニング後も着色の原因となる食品や飲み物を頻繁に摂取している場合、色戻りが進みやすくなります。
そのため、白さを維持したい場合は定期的なメンテナンスが欠かせません。一般的には3〜6か月に1回程度のメンテナンスが推奨されます。
ホームホワイトニングの場合
ホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使って時間をかけて白くする分、歯の内部まで成分がしっかりと浸透しやすく、白さが安定しやすいのが特長です。効果の持続期間は約半年から1年程度とされており、オフィスホワイトニングよりも長く白さを維持しやすい傾向にあります。
即効性はないものの、持続性を重視したい方には向いているかもしれません。色戻りのスピードがゆるやかであるため、定期的にケアを続ければ美しい白さをキープしやすいでしょう。
デュアルホワイトニングの場合
デュアルホワイトニングの効果の持続期間は、1年から2年ほどとされています。歯科医院と自宅でのケアを併用することで、白さがしっかりと定着し、より長く美しさを維持できるのが魅力です。
初期費用はやや高額になる場合がありますが、トータルでの費用対効果は高く、多くの方に選ばれている方法です。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには

せっかくホワイトニングで理想的な白さを手に入れても、日々の生活のなかで白さが失われてしまっては意味がありません。ホワイトニング後のケアは非常に重要であり、以下のようなポイントを意識することで白さをより長く保つことができます。
着色しやすい飲食物を避ける
ホワイトニング後の歯は着色しやすくなっているため、食生活に注意することが大切です。特にコーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどの濃い色素を含んだ飲食物は、歯に色素が沈着しやすいため、摂取の頻度やタイミングを見直す必要があります。
飲食後はできるだけ早く口をゆすいだり歯磨きをしたりすることで、着色のリスクを大きく軽減することができます。また、ストローを活用して飲料が直接歯に触れるのを防ぐのも有効な方法です。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用する
日々の歯磨きにホワイトニング作用のある歯磨き粉を取り入れると、色戻りを防ぐ効果が期待できます。ホワイトニング用の歯磨き粉には、ポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイトなどの成分が含まれており、着色汚れを落としたり再付着を抑えたりする作用があります。
研磨剤が細かく、歯の表面を傷つけにくいタイプを選ぶこともポイントです。力を入れすぎずにやさしく磨くことで、歯に負担をかけずにケアを継続できます。
禁煙する
喫煙は、ホワイトニング効果を損なう代表的な原因のひとつです。タバコに含まれるニコチンやタールは、歯の表面に強く着色する性質があり、ホワイトニング直後の白さを短期間で台無しにすることがあります。そのため、ホワイトニングを機に禁煙することは非常に有効です。
もし禁煙が難しい場合でも、喫煙後に丁寧な口腔ケアを心がけることで、一定の効果維持は期待できます。
定期的にプロフェッショナルケアを受ける
どれだけしっかりとセルフケアをしても、日常の歯磨きだけですべての汚れや着色を落としきることはできません。
そこで、2〜3か月ごとに歯科医院でプロフェッショナルクリーニングを受けることで、歯の白さを維持しやすくなります。また、3〜6か月に1回の頻度で再ホワイトニングをおこなえば、長期間にわたり理想的な白さをキープすることが可能です。
こうした定期的なケアは、虫歯や歯周病の早期発見にもつながるため、口腔健康の維持にも役立ちます。
マウスピースを再利用してホワイトニングを行う
ホームホワイトニングで使用したマウスピースは、効果が薄れてきたときのタッチアップに活用できます。月に数回、自宅でホワイトニングをおこなうことで、色戻りを予防し、白さを安定的に保つことができます。
新たにマウスピースを作成する必要がないため経済的で、継続してケアがしやすいというメリットもあります。
まとめ

ホワイトニングで得られる効果の持続期間は、選ぶ施術方法やその後のケアの仕方によって大きく変わります。オフィスホワイトニングは即効性が高い反面、持続期間は3〜6か月程度とされています。
一方でホームホワイトニングは効果を感じられるまでに時間がかかるものの、6か月から1年ほど白さが維持しやすいです。デュアルホワイトニングを選ぶことで、短期間で効果を得られるだけでなく、長期的に白さを持続できます。
いずれの方法を選んだとしても、日々の生活習慣の見直しやセルフケアが欠かせません。定期的にメンテナンスを受けることも大切です。正しい知識と丁寧なケアを意識することで、ホワイトニングの効果をより長く維持できるでしょう。
理想的な白い歯を手に入れたあとは、その状態を維持するための習慣を続けて、美しい笑顔を保っていきましょう。
ホワイトニングを検討されている方は、高松市花ノ宮にある歯医者「中山歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、全身の健康と長寿に貢献できる長期的な視点をもった治療を行っています。専門的な歯周病治療だけでなく、予防歯科、虫歯治療、インプラント、ホワイトニングなど、さまざまな診療を行っております。
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