![201412239552.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/201412239552.jpg)
左上4567は保存不可と判断し(程度のひどいウ蝕と根破折のため)、抜歯したのちインプラントを植立する治療計画を立てました。
![20141223965.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/20141223965.jpg)
本日、抜歯した左上4,5,6,7です。
![201412239616.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/201412239616.jpg)
すべての抜歯窩には多量の不良肉芽が充満していたので、時間をかけてこれを徹底的に除去しました。
![2014122391116.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/2014122391116.jpg)
各抜歯窩の口蓋側の壁はかなり根尖近くまで吸収が進んでいましたが、頬側壁及び槽間中隔が温存されていたのはラッキーでした。
ある程度垂直的ディメンジョンは維持できると判断し、完全自己血由来フィブリン膜を用いたソケットプリザベーションを行うことにしました。
骨補填剤としてFDBAを抜歯窩に補填した状態です。
![201412239628.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/201412239628.jpg)
次に、骨補填剤の表面を自己血由来フィブリン膜でカバーします。
そして、フィブリン膜が容易にはがれない様、周囲粘膜に縫合してオペを終了しました。
![201412239645.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/201412239645.jpg)
最後に抜歯窩に確実に骨補填剤が補填されていることを確認したデンタルXPです。