今日の読書はやましたひでこ著「断捨離」(アスコム)です。

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 片づけ本は何冊か読んだことがありますが、それらは、1)片付けると不思議といいことが起こる、と説く不思議系、2)身辺が整っていると仕事の効率が上がる、と説く実利系、の二つのタイプに分類が出来るように思います。
 
 この本は、片づけのテクニック以外に、片づけることが精神面にもたらす効果についても言及しているのですが、不思議系ではなく、おおきくいえば哲学書系です。
 
 背景にはヨガの哲学がある様です。片づけることが生き方の変容にまで繋がる、と主張しています。
 
 自分は現世のもろもろのことに執着しないヨガ的境地にはまだまだ到達しておらず、少しでも頭脳をクールにして、平常心で、いろいろとやりたいことを全部やってしまいたい、という欲張りなところがあります。
 
 ですから、身の回りに配置するものを必要最小限のモノのみにとどめて、後は捨て去ってすっきりとしてしまうというのは、クールな頭脳と平常心につながりそうで、実践してみたいと思います。