![20151685733.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/20151685733.jpg)
かつて、下顎に両側遊離端部分床義歯が作製されていましたが、なじめずに実際は全く使用しておられなかったそうです。
今回、下顎前歯ブリッジが脱落し、全く咬めなくなったとのことで当院にお見えになりました。
![20151685745.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/20151685745.jpg)
脱離した下顎前歯ブリッジの支台歯はウ蝕と歯周病の両方のダメージを受けており、保存不能と判断されました。
![20151685757.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/20151685757.jpg)
結局、下顎の残存歯は全部抜歯し、総義歯を作製する方針としました。
上顎はすでに無歯顎で、総義歯をお使いです。
上顎総義歯も作製してから10年以上経過しているため、この機会に上下とも新製することになりました。
![2015168589.jpg](https://nakayamadental.com/blog/upload-images/2015168589.jpg)
そして、総義歯の維持力を強化するため、上下ともインプラントを植立し、その上からマグネットを介して義歯を装着するタイプの総義歯(インプラントオーヴァーデンチャー)を作製する予定です。
先ずは咬み合わせの機能を回復させるため、咬み合わせ治療用義歯の作製から開始します。