香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

087-863-7730

【月火木土】9:00-13:00/14:00-18:00
【水金日祝】休診

ご予約ご予約

香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

院長ブログ

歯科用金属をめぐる不都合な真実 7 ~金属アレルギーの症状 2~


前回、原因の一つに金属アレルギーが考えられている掌蹠膿疱症の症状を紹介しましたが、一般には金属アレルギーとはどのような症状がどこに現れるのでしょう?
金属アレルギーは、金属が接触する局所粘膜や皮膚に症状が発現する「アレルギー性接触皮膚炎」と、全身の皮膚に症状が発現する「全身性接触皮膚炎」の二つのタイプがあります。そして、後者の方が圧倒的に発現頻度が高いことは覚えておいていいでしょう。
口腔局所の症状としては、最も多いのが扁平苔癬様の粘膜面(赤い部分と網目状の白い部分が混合した状態)(写真参照)で、さらに粘膜や舌の疼痛と発赤, 口唇の荒れや腫脹が比較的多くみられます。全身に表れる症状としては,湿疹、水疱、かゆみ、皮膚の紅斑の発生率が高いです。

ここで接触皮膚炎について言及しておきましょう。接触皮膚炎とは、簡単に言えば、外からのなんらかの原因物質が皮膚に接触することで赤みやブツブツ、水ぶくれが出現する疾患です。そして強いかゆみやヒリヒリ感、痛みをともなうこともあります。
接触皮膚炎の原因は大きく分けると「一次刺激性」と「アレルギー性」の2つに分けられます。まず一次刺激性接触皮膚炎は化学物質との接触や摩擦などで起こります。たとえば、シャンプーなどの洗剤に含まれる界面活性剤がありますし、便や尿も摩擦を伴って接触皮膚炎としてのオムツかぶれを起こします。また、食べ物も原因物質となり得、山芋や里芋、アロエやパイナップル、キウイフルーツ、桃などを食べた時に口のまわりにかゆみをともなう赤みが生じることがあります。

一方、アレルギー性接触皮膚炎は、原因物質に繰り返し接触したり、特定の物質でアレルギー反応が引き起こされたりして生じます。どちらの皮膚炎も、多くみられるのは化粧品や外用薬など皮膚に触れる日用品です。
それ以外では、金属がアレルギー反応を起こしやすい物質としてよく知られています。金属アレルギーの原因となるものとして代表的なのは、歯科用金属以外ではネックレスなどのアクセサリーや腕時計、硬貨、ベルトのバックルなどです。
(次回へ続く)

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

▶︎ 医師紹介ページを見る