香川県 高松市 花宮 インプラント 口腔外科 歯周病予防

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院長ブログ

歯科用金属をめぐる不都合な真実 10 ~金属アレルギーの治療~


パッチテストで、ある金属に対して(たとえばパラジウムやニッケルなど)陽性反応が出たら、その被疑原因金属を除去して様子を見ることになります。口の中に入っている金属の除去は歯科の仕事ですので、医科と歯科との密接な連携が必要です。

原因と思われる金属を除いて例えば2ヶ月程度の短期間で皮膚症状が改善することもありますが、中には10ヶ月あるいはそれ以上待ってから症状も改善が見られるケースもあります。そして、症状が改善したことを確認後、非金属の修復材料で歯の充填や被服をすればよいのです。

ところで金属を除去して以降、症状が改善するまで金属を取り除いた穴はどんな材料でで詰めておいたらよいのでしょうか?答えは、接着性レジンセメントやアイオノマーセメントで仮の詰め物をしたり、レジンと呼ばれるプラスティックでテンポラリークラウン(仮の被せもの)を入れます。ただし、レジンに対してもアレルギーが起こることもあるので、あくまでも仮の材料として様子を見ます。経過観察の間に問題が起こらなければ、最終修復処置として、小さな穴を埋める程度の充填であればそのままレジンが充填材料となります。また、大きな欠損や被せものの場合は強度が必要ですので、セラミックで修復されることになります。レジンでもアレルギーが起こるようであればセラミックで歯の欠損を充填することになります。セラミック自体にはアレルギーは起こりません。ただし、セラミックを歯に接着するセメントに対してアレルギーを起こす可能性はあります。
(次回に続く)

中山 康弘 院長

■この記事の監修者

中山 康弘 院長

略歴・資格
  • 1974年 香川県立高松高等学校卒業
  • 1981年 福岡県立九州歯科大学卒業
  • 1981年 岡山大学歯学部口腔外科学講座入局
  • 1990年 岡山大学大学院歯学研究科歯学専攻修了 - 歯学博士(岡山大学)
  • 1991年 香川医科大学医学部非常勤講師
  • 1992年 岡山大学歯学部非常勤講師
  • 1992年 岡山赤十字病院歯科口腔外科副部長
  • 1996年 高松赤十字病院歯科口腔外科部長 - 日本口腔外科学会指導医
  • 2004年 高松市にて中山歯科クリニック開業
  • 2007年 日本臨床歯周病学会認定医
  • 2011年 日本歯周病学会歯周病専門医
  • 2016年 日本臨床歯周病学会歯周インプラント認定医
  • 2022年 加圧サイクル・インストラクター資格
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本臨床歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • AAP(American Academy of Periodontology)アメリカ歯周病学会
  • 日本加圧トレーニング学会
  • 日本抗加齢医学会

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