2013年7月
今日は右上4インプラントにセラモメタル冠を装着しました。
右写真はインプラント植立前の状態です。
本年4月11日、同部にアストラテックOsseospeed TXインプラントを植立しました。
本日、インプラント上部に装着するセラモメタル冠です。
上部冠装着に先立って、先ず、タイデザインアバットメントをインプラントに25Nでスクリュー固定します。
つづいて、同アバットメントの上にセラモメタル冠を仮着セメントで固定します。
上部冠装着後のデンタルX線写真です。
インプラント体と右上5が接近し過ぎているように映っていますが、実際は十分離れています。
今日は右上顎臼歯部のFOPをしました。
右上67の歯間部と7の遠心側に6mmの深い歯周ポケットを認めたので、この部のフラップオペを行いました。
この部の対合歯、すなわち右下76は欠損しおており、対合歯と咬み合わないことにより歯は挺出しています。
対合歯には今後インプラントを予定しているので、その強さに負けない様、歯の支持組織を出来る限り安定させておく必要があります。
この部の歯は今後、ポケットを浅くした後、動揺を起こさせないために、連結固定をする予定です。
本日は、約2か月前に抜歯後GBRを行った左下6部にインプラントを植立しました。
約2カ月前の5月9日に、治癒させ難いエンドペリオ病変の為に左下6を抜歯し、GBRを行いました。
右写真は抜歯後の状況で、分岐部病変と根尖病変とが交通して歯頸部から根尖にかけて歯槽骨が大きく骨吸収をきたしている状態を示しています。
同日、行ったGBRの最後に補填剤を保護する目的で、CGFメンブレンをオープンバリヤメンブレンとして使用しました。
右写真は本日(上記の術後、約2カ月)の同部の治癒状況です。
オープンバリアメンブレンテクニックにおいて、CGFメンブレンを用いた場合の方が、PTFE”cytoplast”メンブレンを用いた場合よりも治癒が早いような気がします。
本日は、同部にフラップレスで、アストラテックOsseospeed TX 4.5 11mmを植立しました。
術前にCT撮影を行っていれば、フラップレスインプラント植立は安全に行えます。
術後デンタルXP。
良好なポジションにインプラントが植立されています。