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2011年10月

今日は東京・銀座にある日本咬合臨床研究所東京センターで丸山咬合学セミナーを受講してきました。

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  今日のテーマは“全身健康のための歯科医療”で、具体的には顎位是正治療を正確に行うためのコツについての講義を受けました。

 

 

 

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   講義終了後、少し時間があったので銀座4丁目を歩いてみると、アップルストア―の前に多くの人だかりを見つけました。

  そして、店の前にはアップル創設者のスティーブ・ジョブ氏へのたくさんの献花が置かれてありました。
店の中では、多くの人がコンピューターや、iPhoneの新型機種を触って確かめていました。

 

今日は右上顎のサイナスリフトを行いました。

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  右上顎骨側方の骨壁に小さな窓を開け、シュナイダー膜を露出させます。

この膜を破らないように丁寧に剥離し、上顎洞底と膜との間のスペースを確保します。

 

 

 

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  そうして出来たスペースに、ハイドロキシアパタイトとβTCPとを1:1に混合した骨補填材を補填しました。

 

 

 

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  レントゲン写真で、上顎洞底の上方に十分な人工骨が積み上げられていることが確認できます。

 

 

 

 

 

昨夜は高松市歯科医師会主催で香川短大名誉教授 北川博敏先生をお招きして、食育の講演会が行われました。

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  10月4日の夜は高松市歯科救急医療センター4階大ホールで、学術部、医療管理・厚生部の両部が担当で高松市歯科医師会主催の講演会が開催されました。
  私は両部を代表して、司会進行役を務めさせて頂きました。
  あいかわらずのふつつかな進行でしたが、皆様のご協力、ご指導のおかげで、約100名の参加者を得、盛会に終えることが出来ましたこと、大変感謝です。

 

 

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  昨夜の講師は、香川短大名誉教授の北川博敏先生です。「生活習慣病と食育」と題した講演が行われました。
 
  北川先生は香川大学農学部の元教授であられます。ご退官後は同大学名誉教授ならびに香川短大名誉学長をお勤めの傍ら、食育アドバイザーとして、現代人の食生活の危機的状況を訴え、生活習慣病を予防するための啓発活動を精力的に展開なさっていらっしゃいます。

 

 

 

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  日本はアメリカの後を追い、生活習慣病の大国となってしまった、食生活の欧米化がその原因である、そして成人と子供とどちらが脂肪を多くとり、どちらが食物繊維が不足しているかといえば、子供である。
 
  多数の子供たちが生活習慣病の予備軍となっており、このままでは高齢化社会を支える30代、40代の健全な働き盛りがいなくなってしまうので日本は亡国の危機を迎えている、だからこそ食育の重要性を社会全体が今以上に強く認識しないといけない、というご趣旨の講演でした。

 

 

 

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  「食育」は歯科医療の原点であり、何のための歯科医療か、を改めて考える良い機会となりました。われわれ歯科医はよく咬めるように、きれいに歯が並ぶように日々腐心しています。
 
  しかし、これからは、「ドリル、フィル、ビル」の修復作業に終始するだけでなく、何を食べるべきか、そのためにどのような咀嚼機能が必要なのか、さらには、食育を含めた食事指導にまで踏み込んだ歯科医療を展開出来るように舵を切る必要があると感じました。
 

 

 

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  最後に北川先生の最近の著書を紹介します。
 
「子どもを生活習慣病にしない食卓」
主婦の友社 2010

 

 

 

 

 

 

 

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「続・グルメの哲学 日本は滅ぶ~小・中学生の三割が生活習慣病~」   美巧社、2007

 

 

 

 

 

 

 

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「香川版グルメの哲学」   美巧社、 2000

 

 

 

 

 

 

今日は無歯顎の上顎、部分欠損の右下顎インプラントの精密印象をしました。

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  無歯顎の上顎には7本の、右下顎臼歯欠損部には2本のアストラテックインプラントが植立されています。

 

 

 

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  同パノラマレントゲン像です。

左下顎臼歯部のブレードタイプインプラントは以前に他院で受けられた治療です。

 

 

 

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   今回、インプラントの上にブリッジを作製する目的で精密印象を行います。

すべてのインプラントフィクスチャーにトランスファーコーピングを接続します。

 

 

 

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  ピックアップ印象をするためのトレーを試適しているところです。

 

 

 

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  上下、それぞれきれいにシリコン精密印象が採れました。

 

 

 

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<2011.10.03> 「イス座禅」でリフレッシュ

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今日は無歯顎上顎のボーンアンカードブリッジの人工歯排列の試適を行いました。

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  CAD/CAMで作製されたメタルフレーム上に人工歯排列された上顎ボーンアンカードブリッジです。

メタルフレーム上にWAXの添加により歯肉部分の形態が整えられ、その上に人工歯が配列されています。

 

 

 

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  フレームを除去すると、無歯顎に8本のインプラントが植立された状態の作業模型が現れます。

 

 

 

 

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   今回の全顎ブリッジ(いわゆるボーンアンカードブリッジ)は、メタルフレームと人工歯をレジン(試適段階ではWAX)で結合している構造となります。

金属床義歯のフランジの部分を除去してブリッジの形にしています。このブリッジはスクリューでインプラントに固定されます。

 

 

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   このような歯肉部分がWAXの状態にある製作途上のブリッジを口腔内のインプラントに試適した状態です。

臼歯部は中心咬合位で咬頭嵌合しています。審美的にもいい感じです。
 
 
 
 
 

今日は右下顎第一大臼歯にオールセラミック冠を装着しました。

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  このように右下6がプレパレ-ションされています。

 

 

 

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   そこにオールセラミック冠を装着します。

 

 

 

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  装着後の咬合面観です。

 

 

 

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